2017/12/02 Sat,
膝蓋腱炎
こんばんは。AXISの神山です。
今回は、「膝蓋腱炎」についてお話しします。
みなさん運動中に膝が痛いと思った事はありませんか?そんな膝の痛みの原因の障害の1つを紹介します。
●膝蓋腱について
太もも前面の筋肉、大腿四頭筋の末端部分に位置する腱で、膝下の骨である脛骨の上端部分まで伸びて付着する。膝蓋靭帯とも呼ばれる。
膝の筋肉・靭帯と共に、膝の動きや関節の固定・安定に重要な役割を果たす。大腿四頭筋が収縮すると、それに連なる膝蓋骨-膝蓋腱-脛骨が引っ張られることによって膝を伸ばすことができる。
●疑われる症状
膝蓋腱炎になると、多くの場合、膝蓋腱のある箇所、つまり膝蓋骨(ひざの皿)のすぐ下あたりに痛みと腫れが見られます。
初期は膝蓋骨の下に違和感を感じる程度ですが、徐々に走ったりジャンプした時に痛みを感じるようになります。この頃は運動中や運動後しか痛みは見られません。
炎症が悪化して慢性化してくると、膝が腫れてきてちょっと歩いたりさわっただけでも痛みを感じ、何もしない安静時でもズキズキとした痛みが生じるようになります。
膝蓋腱は膝蓋骨の下端に付着しているため、腱への負担が骨にも伝わり、膝蓋骨の下端がはがれる「剥離骨折」が同時に起こることもあります。
●原因
ジャンプをする時、まず膝を曲げてジャンプの準備をします。このとき太ももの表側の筋肉が収縮し、膝蓋腱が引っぱられます。
ジャンプの瞬間は膝関節が伸び、膝蓋腱は元の長さに戻ります。そして着地の瞬間に膝が曲がるため再び膝蓋腱は引っぱられます。
このように強い力で引っぱられたり伸ばされることが繰り返されると、膝蓋腱に小さな断裂などの損傷が生じて炎症を起こします。
つまり、体重などの大きな負荷を伴う膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで生じやすくなります。ランニングで発生するのは、ジャンプと着地を繰り返しているためと考えられています。
●治療
軽度であれば、安静を保ちながら膝を冷やすアイシングを行い、炎症が治まるのを待ちます。膝が伸びた状態でテーピングやサポーターで患部を固定する装具療法も併用することで痛みを軽減できます。
痛みが強い場合は、これらに加えて炎症や痛みを抑える消炎鎮痛剤を使う薬物療法も行われます。
症状が和らいできたら膝関節のストレッチングや膝周辺の筋力トレーニングを行い、筋肉の柔軟性と筋力アップを図ります。
しかし、腱が完全に切れる膝蓋腱断裂が起きた場合は、腱を縫合する手術が必要になります。
膝の違和感を感じたらすぐに病院に行きましょう。
今日は、ディスクを使った下半身トレーニングを紹介します。
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