2017/07/29 Sat,
萎縮性胃炎
こんにちは。AXISの桑田です!
今回は、慢性胃炎が続くとなりやすいとされる萎縮性胃炎についてです。
これは、胃壁にある、胃液を分泌する腺が萎縮してしまい、胃の粘膜が薄くなった状態です。
健康な胃はピンク色で厚みもありますが、この胃炎になると血管が透けて見えることもあるのです!
さらに、胃壁が腸壁のように変化してしまうこともあります。
この変化のことを、腸上皮化生と言います。
胃は本来、食べたものを腸で吸収しやすいように小さく分解する役割を担っています。
しかし、胃が腸のようになってしまうとしっかりと分解でず、分解されていないものは腸でも上手く吸収できませんから、栄養の吸収が十分に行われないことになってしまいます。
治療は薬物療法が基本になります。
胃酸の分泌を抑えたり、粘液を守ったり、運動機能を改善したり・・・
必要に応じて薬物を使用することはもちろん大切ですが、生活習慣を見直すことでも内臓の働きは変わってきます。
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