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2017/05/23 Tue,

ハイヒール①


こんにちわ。
AXIS TRANING STUDIO古田です。

今日はハイヒールのお話です。

先日、古田の友人があまりの足の痛さに医療機関にかかったそうです。

原因は長年ハイヒールを履き続けた事による踵の骨のズレだったそうです。

ハイヒールには「足が美しく見える」、「背が高く見える」といった利点がありますが、米国整形外科学会は「ハイヒールを長期間履いていると、むしろ健康被害があらわれる」とアドバイスしているそうです。

仕事の都合でヒールの高い靴を履かなければならない人も多いですね。
その人達を悩ませるのが腰痛です。
古田の友人も気がつくと腰にいつも手が行ってました。

ハイヒールを履くと、バランスをとるために腰の骨が前方に反った状態になります。そうなると、腰の骨の間にある椎間板という軟骨への負担が増し、腰痛が引き起こされます。

ある医療雑誌では、踵の幅が広い人にとって、ヒールの先が細ければ細いほど、膝の変形性関節症のリスクを増加するという調査結果が発表されています。

 ハイヒールを履くことで引き起こされるリスクは以下の通りです。

①ハイヒールを履くことによって、体重を足先で支えるようになり摩擦が起こりやすくなり、靴擦れやウオノメ、角質ができる。

②日頃からハイヒールを履いていると、ふくらはぎの筋肉がはり、踵のうしろのアキレス腱に炎症が起こりやすくなる。

③ハイヒールを履くことで足首が不安定になるので、ちょっとした段差や不意な動きで足を捻挫しやすい。

もう一つ忘れてはいけないのは、痛みを我慢してハイヒールを履き続けると、親指が小指の方に曲がっていく「外反母趾」が起こりやすいという所です。特に、足が滑ってつま先や親ゆびの内側が靴に圧迫されるのが良くないです。

母趾の付け根の関節の裏側が痛むのなら、靴底が硬すぎたり薄すぎるために起こる「種子骨障害」のおそれがあります。
痛むのが内側面であれば、靴の横幅がきつすぎるために起こる「滑液包炎」が疑われます。

いずれにしても、この状況を続けていると母趾が曲がって外反母趾になる可能性が高いです。

外反母趾は、初期の段階では、足の変形が少なく、親指の付け根が赤くなる、痛むといった程度で済みます。この段階では、ストレッチや靴を変えることで症状は治りますが、これが進むと元には戻らなくなってしまいます。

親指の付け根が突出してくるなど骨が変形し、靭帯も縮んでしまう。さらに進行期に入ってしまうと、靴を履かなくても指が曲がっていき、痛むようになります。

さらには、ハイヒールを履くことで、「中足骨痛症」とよばれる足先の痛みが起こりやすくなります。足の甲を手で触ると、それぞれ足の節骨(指の骨)へとつながる5本の骨があるのが分かります。これが「中足骨」と呼ばれる骨で、その骨の頭、指の付け根の大きな関節が「中足骨骨頭」にあたります。

ヒトが立っているとき、踵、足の親指のつけ根の骨頭、小指の付け根の骨頭の3点と、その間の弓なりになったアーチと呼ばれる構造が、足を支えています。ハイヒールなどの前足部、足の爪先へと体重がかかりやすく、姿勢の変化による前足部への体重の集中などで開張足が起こり、足の横のアーチが無効になってしまいます。

こうなると、荷重がかからなかった足の部分にまで体重がかかるようになり、足の変形が起こります。変形がひどくなり、痛みを伴うようになるのが、中足骨痛症です。

今日の1日1トレは
「ボールを使って上半身をひねるダイナミックストレッチ」です。

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この記事を書いた人

 AXIS一宮店 トレーナースタッフ

愛知県一宮市のパーソナルトレーニングジム、アキシャストレーニングスタジオのトレーナースタッフ。