2017/05/17 Wed,
変形性股関節症②
こんにちは!
AXIS TRANING STUDIO古田です。
変形性股関節症②です。
変形性股関節症には「一次性」と「二次性」があります。
特にはっきりした原因がなくて関節が変形するのが「一次性変形性股関節症」です。それに対してはっきりとした原因があるのが「二次性変形性股関節症」です。
原因としてあげられるのは「寛骨臼形成不全(かんこつきゅうけいせいふぜん)」、「大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし)」、「関節リウマチ」、「外傷」などです。
【寛骨臼形成不全】
寛骨臼とは、股関節の骨盤側のおわんの部分全体をさしていて、これが小さいことを「寛骨臼形成不全」といいます。
寛骨臼の屋根の部分を「臼蓋(きゅうがい)」というので、一般的には寛骨臼形成不全ではなく、「臼蓋形成不全」と呼ばれることが多いです。
寛骨臼が小さいと大腿骨頭を覆う面積が小さくなってしまい、そこに全体重がかかるため、軟骨がすり減っていってしまいます。
寛骨臼形成不全は日本人にはとても症状多いです。
【大腿骨頭壊死】
大腿骨頭壊死は、その名の通り大腿骨頭が腐ってしまう病気です。
大腿骨頭壊死の原因としてはステロイドと飲酒があります。
ステロイドやアルコールの影響で大腿骨頭への血流が悪くなって、壊死がおこります。
膠原病(こうげんびょう、免疫が自分自身のからだを攻撃してしまう病気)の治療のために大量のステロイドを使った患者さんが、不幸にも変形性股関節症になってしまうことがあります。
アルコールは大量飲酒が原因になります。
どれくらい飲むといけないかというと、100%のアルコールに換算して1週間に400mL以上飲むと、大腿骨頭壊死のリスクが11倍になると言われています。
「そんなに飲まないよ!!」という方も多いと思いますが、ビール(アルコール分5%程度)を350mLの缶を毎日4本飲むと、1週間で350×4×7×5% = 490mLの100%アルコールを飲むことになります。
お酒はほどほどに…。
今日の1日1トレは
「胸椎の回旋運動を使ったダイナミックストレッチ」です。
顔とおへそを正面に向けたまま上半身をひねります。
勢いをつけないように気をつけて行いましょう。
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