2017/05/12 Fri,
グレープフルーツ
こんにちは。
AXIS TRANING STUDIO古田です。
今日はグレープフルーツのお話です。
お薬を飲む時にグレープフルーツと一緒に摂ってはいけません!なんて聞いたことはありませんか?
これはグレープフルーツの果肉に含まれるフラノクマリン類の、様々な医薬品と相互作用(干渉し、意図しない効果を生み出すこと)によるものです。
これは薬物代謝酵素(解毒酵素)のシトクロムP450サブタイプ3A4 (CYP3A4) を阻害する作用によるもので、特にカルシウム拮抗剤という系統の高血圧治療薬などでグレープフルーツの影響を強く受けるものがあることがよく知られています。
このほかにシクロスポリン、ベンゾジアゼピン系、風邪薬でも主作用、副作用ともに効果が効き過ぎることがあります。
阻害様式は、不可逆的に阻害するために阻害作用は3〜4日続き、グレープフルーツジュースの摂取自体を禁止する必要があります。
フラノクマリン類は他の柑橘類にも含まれていますが、含有量はグレープフルーツでは品種、柑橘類の種類で異なります。
中でも温州みかんにはほとんど含有しないとされています。
果皮には果汁のさらに300倍ものフラノクマリンが含まれています。
柑橘類にはビタミンCが多く含まれるので風邪の時などは欲しくなったりしますが、お薬を服用する際はグレープフルーツや柑橘類の摂取を控えましょう。
今日の1日1トレは
「バランス+肩周りのダイナミックストレッチ」です。
片足バランスの状態でも重心を真ん中に保ち、体がぐらつかないように行うのがポイントです。
ご家庭ではクッションなどを用いていただいても良いですね(^-^)
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