2019/09/02 Mon,
✳︎コレステロールの作られ方について
こんにちは、AXISの藤井です。
今回は「コレステロールの作られ方」についてお話しします。
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”卵は1日1つ!”と聞いたことはありませんか??
理由は、コレステロール値が高くなるからだと思いますが日本人の食事摂取量基準からコレステロールの目標値は削除されたんです。
どういうことでしょうか?
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《コレステロールの制限量》
今まで厚生労働省では、
✳︎男性 1日750mg未満
✳︎女性 1日600mg未満
と言われていました。
それに対して、卵1つのコレステロール値は200mg〜250mgと言われておりだいたい2つ食べるとオーバーしますね。
では、なぜ制限が無くなったのかと言うと…
簡単に言うと卵のみならず食品全般からのコレステロール摂取量に関して、食事することでの影響はないということが分かったからです。
ある研究によると、1日2つ以上食べたとしても動脈硬化性疾患罹患や虚血性心疾患、脳卒中による死亡率などとの関係性は低いと分かりました。
《コレステロールはどうやってできるのか?》
体内のコレステロールのうち、食事から摂取しているのは一部なのです。
8割程度は肝臓など体内で作り出されています。
体内のコレステロールを一定の値に保つために、食事から摂取したコレステロールが高いと、肝臓は調整して生成量を減らします。
このようにして、体内でのコレステロールのバランスを測っています。
なので、卵をたくさん食べたからといってコレステロールが高くなるわけでもありません。
《ではどうしたらコレステロール値が高くなるのか?》
肝臓で作られるコレステロールが多くなると、コレステロール値が高くなります。
先ほども言ったように、肝臓が調節して作っているため食事からたくさんコレステロールを摂ると肝臓が作るのを調節します。
また、体質(遺伝)が深く関係しており、家族で誰かコレステロール値が高いとコレステロールをそんなに摂っていないのに自分もコレステロール値が高くなったりします。
もしコレステロール値が高くなってしまったら、運動をしたり、食事で摂取するものを気をつけたりすることが大切です。
☆
いかがでしたでしょうか?
卵は特に1日に1つは摂取してほしい食べ物です。
また、コレステロールは悪いものではありませんので足りなくなっても困ります。
まずは自分のコレステロール値が高いのか低いのかを確認してみましょう!
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