こんにちは！AXISの洞垣です。

筋ジストロフィーについてのお話です。

筋ジストロフィー(筋ジス)は骨格筋の壊死や変性が起きる遺伝性疾患の総称をいいます。

色々な病型がありますが、全てに共通しているのが

●遺伝子に変異があるため起きる

●筋力が徐々に低下する

この２つです。

遺伝子はたんぱく質の設計図と言われており、遺伝子に変異が起きることでたんぱく質の設計図が変わるために、筋肉に必要なたんぱく質がうまく作られなくなるために筋力は低下していきます。

また、細胞の機能も維持できなくなり、筋肉が変性、壊死していきます。

筋ジストロフィーの種類として、

ジストロフィノパチー

肢帯型筋ジストロフィー

先天性筋ジストロフィー

筋強直性ジストロフィー

顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

などが代表的です。

症状は運動機能の低下をはじめ、咀嚼や嚥下の機能低下、閉眼困難や眼球運動機能のていかなどがあります。

他にも拘縮や骨粗しょう症、誤嚥や呼吸不全などの機能障害を引き起こすこともあります。

筋ジストロフィーのリハビリには可動域向上を目的としたトレーニングや、怪我や骨折の予防などがあります。

上記の症状に当てはまるようなかたはお医者さんにみてもらい、自分が今どのような状況なのかを考えていきましょう。