2019/07/24 Wed,

ヒールが足に与える影響

こんにちは！AXISの平野です。

今回はヒールが足に与える影響についてお話しします。

ヒールの高い靴は足が美しく見えたり、背が高く見えたり、女性が綺麗に見られるためのひとつの利点でもあります。仕事の都合でヒールの高い靴を履かなければならない人も多いと思います。しかしヒールは足への負担が大きいのが問題です。

足にかかる体重は、本来踵が7割から8割を支えていると言われます。この負担をつま先に集中させるので、高いヒールが足に与える影響が大きいことは容易に予測できると思います。

例えば、ヒールを履くことで、体重を足先で支えるようになるため摩擦が起こりやすくなり、靴擦れやウオノメ、角質ができてしまいます。また、ふくらはぎの筋肉が張り、踵のうしろのアキレス腱に炎症が起こりやすくなってしまいます。

痛みを我慢してハイヒールを履き続けると、親指が小指の方に曲がっていく「外反母趾」が起こりやすくなります。特に、足が滑ってつま先や親ゆびの内側が靴に圧迫されることが原因となります。

さらに足だけでなく、身体のあちこちに不調が起こる状態になってしまいます。特に多くの方を悩ませているのが腰痛です。ヒールを履くと、バランスをとるために腰が前に過度に反った状態になります。そのため腰の負担が増し、腰痛が引き起こされてしまいます。

これらを防ぐため、自分の足に合ったヒールを選ぶことが大切です。特にビジネスなどでどうしても毎日一日中履き続ける必要がある場合はできるだけ身体が疲れないものを選択します。履いた際にかかとに隙間がないか、ぐらぐらしないか、しっかり確認しましょう。それ以外にも、会社以外ではフラットな靴に履き替えるなどの工夫も必要です。

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