こんにちは！AXISの洞垣です！

徐脈とスポーツ心臓の違いについてのお話です。

徐脈とスポーツ心臓はそれぞれ脈拍がゆっくりであり、一見似ているかと思いますが、スポーツ心臓の方を徐脈とは言いませんし、徐脈の方をスポーツ心臓とはいいません。

徐脈とは50〜60以下／分の脈拍が続くことをいいます。主に動いた時の強い息切れやめまいを起こします。これは洞結節からの電気信号がなんらかの原因で異常を起こし、ゆっくりと電気を送るため心拍数が減少し、酸素を前進へ送る回数が減るために酸欠状態となるために起こります。

スポーツ心臓は主にスポーツをしている人が多く、心拡大とそれに伴う安静時心拍数の低下が起こることで心拍数が下がり、脈拍が少なくなることです。

徐脈とスポーツ心臓で違うのは、スポーツ心臓は競技者が運動の強度に耐えるために心臓が少しずつ適応していったことによって起こり、徐脈はまた別です。

徐脈性不整脈となると、生活習慣や精神的問題、または心疾患など疾患系によるものもあります。

徐脈は医師による診察や治療、生活習慣や精神的なものが要因な方は軽い運動やストレスを解消するなどを行うことで改善していきます。

スポーツ心臓は特に治療などは必要なく、症状もないためその違いをよく理解することで疾患のリスクや見逃すリスクを減らすことができます。