こんにちは！AXISの洞垣です！

肉類についてのお話です。

牛、豚、鳥などの私たちに馴染みのある肉たちのことです。主に骨格筋を食用に加工したものを食肉といい、私たちが食べている肉類はそれに分類されます。

骨格筋や心筋は横紋筋と分類され、小腸や胃など(せんまいやひもと呼ばれる)消化器は平滑筋で形成されています。

成分としてはたんぱく質がおおく、脂質や炭水化物、ミネラルビタミンなどが含まれます。

●たんぱく質

15〜24%のたんぱく質が含まれており、アミノ酸スコアもほぼ100とかなり優秀です。アミノ酸スコアは高ければ高いほど、たんぱく質を生成しやすくなるため肉類のたんぱく質はかなり良質と言えます。

●炭水化物

食肉の糖質のほとんどがグリコーゲンですが、含有量は1%以下とかなり少量です。これは動物の死後、乳酸へと変化するために残らないからです。

●ビタミン，ミネラル

ビタミンB群を多く含みます。豚肉には特にB1が多く、他の肉類の数倍含まれています。ビタミンB群は代謝を助ける補酵素の役割を担うため、人がエネルギーを作り出すためや体を作っていくために大切な栄養素となります。

ミネラルはカリウムが最も多く、リンやナトリウム、マグネシウムも多く含みます。これらは筋肉の部位に比べ内臓に多く含みます。

鉄など筋肉と結合して摂取できるものもあり、食肉は吸収の優れた鉄の供給源となっています。

肉類は種類によって栄養素の含有量が異なるため、自分の目的など考えて摂取できるのがベストです。