2019/05/27 Mon,
乳酸菌(生菌と死菌)について
こんにちは、AXISの藤井です。
今回は「乳酸菌(生菌と死菌)」についてお話しします。
乳酸菌とは、細菌の名称ではなくて育てるときに必要なエネルギーを得るために糖を分解して大量に乳酸を作る菌の総称のことを言います。
乳酸菌は、ヨーグルトに限らず、チーズ、漬物、みそ、しょうゆなど発酵食品を作る際に大切な役割を果たしています。
今回は生きた乳酸菌(生菌)と死んだ乳酸菌(死菌)についてご紹介します!
《乳酸菌が生きている、死ぬ温度》
乳酸菌は-18℃以下でも生きれる力を持っており、一度活動停止状態になるが、適温になるとまた動き出します。
逆に高温には弱く、63℃を超えると死滅します。
また、乳酸菌の種類は600以上あるといわれていますがその中のほとんどは消化の課程で、胃液や胆汁によって死んでしまいます。
例えばなぜ、製造過程で死滅するはずの焼き菓子に乳酸菌が使われたり、そもそも商品パッケージに乳酸菌の名前を記載する必要があるのでしょうか??
実は死んだ菌でも健康へ働きかけることが分かっています!
☆生菌
体内で乳酸を作り出し、大腸の中を悪玉菌が苦手な酸性の状態にしてくれます。
善玉菌は弱酸性を好むので、生菌が働きを助けてくれます。
酸は腸の蠕動運動を促進する刺激にもなってくれます。
☆死菌
死んでも残っている菌体成分(糖・たんぱく・細胞質・核酸等)が、生菌や腸内に定住している善玉菌の栄養分となってくれます。
小腸で消化しきれない余分なたんぱく質や変質した脂質は悪玉菌の好物ですが、それらが大腸に届く前に食物繊維と同じような働きで吸着してくれて、悪玉菌の勢力を弱めてくれます。
また、免疫の面では小腸の一部である回腸にはパイエル板という部分があります。
死んだ乳酸菌がそこを通過すると病原菌などの小さな微生物だと認識し、免疫細胞が体を守るよう指示を出してくれます。
乳酸菌はとても大切な役割をしてくれていますね。
生きた乳酸菌という表示を見ると、なんだかそっちの方が大事なのかもと思ってしまいますが死んでいる菌も大切な働きをしてくれているので両方とも大切ですね!
毎日の食事に取り入れて行けるといいですね!
———————————————————
AXISでは様々なストレッチやトレーニングの他、このような栄養指導もございます!
ぜひ一度、AXISへお越し下さい!
ご予約はこちらまで!↓
http://www.axis-ts.com/contact/
AXIS TRANING SUTDIO
新生スタジオ:愛知県一宮市新生1-7-21
TEL:0120-946-360
神山サテライトスタジオ:愛知県一宮市神山1-10-1 神山ビル102
TEL:0120-946-360
本町スタジオ:愛知県一宮市本町3丁目9番15号兼松ビル2階
TEL:0120-947-251
松原スタジオ:愛知県名古屋市中区松原1丁目1-10
TEL:0120-017-806
原スタジオ:愛知県名古屋市天白区原1-210 原コーネルビル1階
TEL:0120-462-511
大曽根スタジオ:愛知県名古屋市北区大曽根3-8-19ST PLAZA OZONE1階
TEL:0120-462-512