こんにちは！AXISの洞垣です！

多発性硬化症についてのお話です。

多発性硬化症は英語multiple（空間的・時間的に多発する）sclerosis（硬化）”といい、その頭文字をとってMS と呼ばれています。

脳の情報は神経細胞を介して、体全体へと伝えられています。神経細胞の一部分が突起のように長く伸び、脳の情報を伝える“電線”のような働きをするのが軸索です。また、軸索はエミリンという“電線のカバー”のようなもので覆われていて、このミエリンがあるおかげで、脳の情報をスムーズに伝えることができます。

多発性硬化症でなんらかの原因でエミリンは障害を受け脱髄してしまいます。その原因として考えられているものに、自己免疫によるものがあげられています。

リンパ球がウイルスたちと戦っている際に、誤って脳を攻撃してしまいMSが起こってしまいます。

症状としては様々な障害が出てきます。

例えば見にくくなる視覚障害や、痺れが出たり感覚が鈍くなる感覚障害などです。