2019/05/11 Sat,
関節弛緩性テストについて
こんばんは。AXISの宮城です。
今回は、「関節弛緩性テスト」についてお話しします。
スポーツ傷害を予防するためにはその発生の起こりえる因子を把握し、その影響を排除、あるいは少なくすることが必要となります。
弛緩性は不安定性とも表現され、靱帯や関節包などの構造上の異常があると、関節の動きは一定の可動域を越え、関節動揺性が著しくなります。
これは運動中の関節支持能力に欠けることになり、関節外傷発生の危険性が高まる可能性があります。
関節不安定性の存在は、先天的なものと後天的なものがあります。
先天的なものとは、持って生まれた体質的なもので、特に女子は不安定性が高い傾向にあります。
逆に後天的なものとは、捻挫、脱臼、靱帯損傷などにより関節を支持する器官の外傷経験によって関節の不安定性を生じてしまったものです。
各関節ごとに弛緩性を調べるテストがあります。全部で7項目です。
1.手関節 母指が前腕掌(てのひら)側につく
2.肘関節 肘過伸展が15度以上である
3.肩関節背中の後ろで指が組める(挙げた方の腕を測定側とする)
4.膝関節膝過伸展10°以上である(膝を逆方向に曲げることができる)
5.足関節膝屈曲位で足関節が45°以上背屈できる
6.脊柱前屈で掌(てのひら)が床につく
7.股関節立位股関節外旋で両脚のなす角が180°以上ある
弛緩性がありすぎると、傷害の危険性が高くなると言われていますが、逆になさすぎると動きに制限がかかり同じく高くなります。
関節の弛緩性と筋柔軟性または柔軟性テストは違います。硬いや柔らかいとして同じにされがちですが、そこは区別しましょう。
傷害予防において、弛緩性テストで1回チェックしてみてはどうでしょうか?
それだけが重要ってことはないのですが、それを踏まえて、どういったところに気をつけないといけないか、筋力をつけたほうがいいのか、色々と自分の体を知ることができます。ぜひお試しください!
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