2019/05/07 Tue,
血液について
こんにちは、AXISの小栗です。
今回は血液について話していきたいと思います。
血液を良くする
血液には、2つの働きがあります。
1. 血液循環
酸素や栄養分を全身に運ぶ
2. 新陳代謝
老廃物・痛みの原因となる疲労物質や発痛物質などを回収する。
血液サラサラ
血液をサラサラにする食品に、魚をのぞくと動物性脂肪が多い食品はほとんどありません。もちろん肉類などは重要なタンパク源ですが、食べすぎないこと、毎日続けて食べないことなどを心がけましょう。反対に、血液をサラサラにする食品にもいろいろなものがあるので、ひとつに限定せず、多くの種類をバランスよくとることが大切です。
なぜドロドロになる
・食べすぎや飲みすぎなどが原因で、血液中の糖質や脂質が増えている場合
・なんらかの理由で血液の成分(とくに赤血球)が変形して、うまく流れない場合
・傷ついた血管の修復のため、血小板が集まって流れが停滞する場合
などです。
動脈が若く健康な状態であれば、弾力性を持ちゴムのようにしなやかです。その動脈が加齢や動脈内の様々な物質が沈着することによって、狭くなってしまったり弾力性が失われて硬くなってしまうことがあります。
その状態のことを「動脈硬化」といいます。
自然に年齢を重ねることでも引き起こされますが、その他にも食事や運動不足、喫煙、飲酒、ストレスといった生活習慣が大きく影響すると言われています。
食事を工夫することによって、ドロドロの血液をサラサラに変えることができます。そのために有効な食品を7つご紹介します。
・玉ねぎ
玉ねぎを切った時に目や鼻が痛くなりますが、これは、アリシンという成分が原因です。アリシンには、血糖値とコレステロールを低下させる働きがあります。さらに、玉ねぎに含まれるピラジンは血小板が凝縮するのを抑え、ケルセチンは抗酸化作用、つまり活性酸素を抑える働きを持っています。なお、玉ねぎを水につけるとアリシンが溶け出してしまうので、水にさらす時間は2〜3分以内にとどめましょう。
・黒酢
黒酢には、血液のドロドロを改善する強い力があります。黒酢に含まれるクエン酸は、血液に含まれる中性脂肪の燃えカスを減らし、血小板の結合を防ぎます。さらに、赤血球を変形させて毛細血管を通りやすくします。そのうえ、効酸化作用もあり、いろんな角度から血液をサラサラにしてくれるのです。これだけの効果があると、毎日取りたいものですね。
・お茶
お茶、特に緑茶には、カテキンが含まれています。カテキンは強い抗酸化力で活性酸素の発生を抑え、さらに血小板の連結も防ぎます。冷たいものよりも温かい方がカテキンの吸収率が高いので、できるだけ温かいお茶を飲むようにしましょう。
・青背の魚
サンマやイワシなどの青背の魚には、EPA(エイコサペンタ塩酸)という脂肪酸が豊富に含まれています。EPAは赤血球の変形を助けるとともに、血小板が固まるのを防ぎます。EPAは揚げたり煮たり焼いたりすると壊れてしまうので、魚は刺身にして食べるのがベストです。
・トマト
トマトが赤いのはリコピンという色素成分によるものですが、このリコピンには強い抗酸化作用があります。リコピンは、赤く熟したトマトほど豊富に含まれています。また、トマトケチャップにも含まれています。
・ブロッコリー
ブロッコリーには、ビタミンCやベータカロチン、ポリフェノールなど、抗酸化作用のある成分が豊富に含まれています。特に芯の部分に有効成分が多く含まれているので、芯を捨ててしまわないようにしましょう。
・ビール
意外かもしれませんが、ビールにも血液をサラサラにする効果があります。ビールに含まれているビタミンB群やミネラルが、赤血球の変形を助けるからです。とはいっても、飲み過ぎれば逆効果になりますので、1日に中瓶1本くらいにとどめておきましょう。
まとめ
以上、血液をサラサラにするための食品をご紹介しましたが、食事以外でも、たばこを控えたり、適度な運動をすることでも、血液をサラサラにすることができます。血管年齢を若く保つために、できることから実践してみましょう。