こんばんは。AXISの宮城です。

今回は、「女性アスリートの三主徴」についてお話しします。

継続的な激しいトレーニングが原因で生じる利用可能エネルギー不足、無月経、骨粗鬆症を女性アスリートの三主徴と呼ばれています。

利用可能エネルギー不足は、運動エネルギー消費量に対する食事のエネルギー摂取が不足した状態です。この状態が続くと脳からのホルモン分泌や骨代謝などに影響を及ぼしてしまいます。

これまでにあった月経が激しい運動により3ヶ月以上停止した状態を運動性無月経と呼び、摂食障害や精神的、身体的ストレス、体重減少などが原因となります。ちなみに、体操や新体操、フィギュアスケート、陸上長距離選手に頻度が高いものです。

骨粗鬆症は、骨量の減少により骨折しやすい状態であり、閉経後や老人性の骨粗鬆症が知られていますが、無月経が続く女性アスリートでは、骨量減少により疲労骨折を起こしやすくなります。

これらを予防するためには、トレーニング強度の調整、体重のチェック、バランスのとれた食事の管理が重要となります。男性指導者は女性に対する気配りも必要であり、食事管理は家族のサポートも必要です。

3ヶ月以上月経がない場合や、15歳でも初経がこない場合は、産婦人科の受診が勧められます。

女性は特に、日頃のトレーニングの量と食事のバランスを気をつけていないと、こういったものになるリスクが高まります。また、それだけでなく、ほかのスポーツ障害にもつながりますので、自己管理、指導者の知識の向上が必要です。

トレーニング強度や食事のアドバイスなどは、パーソナルジムにおいてその人にあったトレーニング、食事の知識を提供します。

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こんばんは。AXISの宮城です。

今回は、「疲労」についてお話しします。

疲れは、痛み、発熱と合わせて「三大生体アラーム」といわれるように、体が発する警告信号です。身体的、精神的に限度を超える大きな負荷がかかると、だるさややる気の欠如など、心や体にさまざまな疲れの症状があらわれます。

原因は様々で、大きく考えられる原因としては、以下のようなものが考えられます。

1 不規則な生活、睡眠不足

極端な朝型や夜型、昼夜が逆転の生活などは、体に大きな負担となり、疲れの原因になります。また、睡眠時間が足りなかったり、眠りの質が良くないと、疲労はなかなか回復しません。

2 偏った食事による栄養バランスの乱れ

栄養バランスの偏った食事をしているとエネルギーやビタミン、ミネラルが不足していきます。ビタミンやミネラルは三大栄養素からのエネルギーの生産に不可欠な栄養素です。そのため、これらが不足するとエネルギーが生み出せなくなり、疲れやすくなるのです。

3 職場や家庭でのストレスの蓄積

普段の仕事や家事、育児での小さなストレスが蓄積し、心も体も疲れてしまうことがあります。気持ちの問題だけでなく、肉体的にも大きな影響をもたらします。夢中で仕事や育児をしているときは、疲れを感じなくても、手を止めた途端、ひどい疲れを感じることがあります。

4 激しいスポーツ、仕事によるエネルギーの消耗

激しいスポーツや仕事で体を酷使していると、体のエネルギーをつくるのに必要な栄養素であるビタミンB1、B6、ミネラルなどが不足気味となったり、消耗して疲れを引き起こすことがあります。

5 加齢による代謝の低下

加齢によって体の代謝が低下し、体の中の老廃物が排出されにくくなります。それによって、疲れや疲れやすいといった症状がみられます。

6 疾患による疲れ

「疲れがとれにくい」「風邪の治りが遅い」「普段の疲れ方ではない」など普通の疲れより重く、症状が長く続くときは疲れの症状をともなう疾患が隠れていることがあります。

考えられる疾患や症状としては、貧血や睡眠障害、更年期障害、うつ病、ウイルス肝炎などがあげられます。

予防や改善のためには、休息をとり、ストレス発散する事、または、適切な食事が必要です。

体を元気に保つには、ビタミン類やアミノ酸が欠かせません。玄米、豚肉、レバー、まぐろ、にんにく、卵、納豆、アーモンド、いちごなどの食材が効果的です。また、食欲がないときでも必要なエネルギーを摂取するために、意識してバランスの整った食事をとりましょう。

体が疲れやすいのには、原因があります。その原因を知るためには、病院の受診がオススメです。心配な人はすぐに病院に受診しましょう。または、休息や食事など生活習慣を整えましょう！運動をする事でストレス発散になり、体力がつくと疲れやすい事が改善されると考えられています！

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こんにちは！AXISの平野です。

今回は睡眠と健康についてお話しします。

現在、日本人の5人に1人は、睡眠時に何らかの障害を抱えているとされています。時間が不足しているばかりか、内容にも問題があると言われています。しかも睡眠不足は、高血圧症や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病の原因になるとも言われています。

特に多いのが不眠症です。不眠症は、なかなか寝付けない、眠っている途中で目が覚めてしまう、早朝に目が覚めてしまう、目が覚めると再び寝るのに時間がかかる、などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

このように睡眠不足があると食習慣や運動習慣にも悪影響を与えてしまい、肥満の原因となります。現代人は仕事などで忙しい上に、インターネットなど昔に比べて夜更かししやすい誘惑が多いです。だらだらと夜更かしをしないように就寝時間をあらかじめ決めておくなどして、早寝早起きを心がけることが大切です。

睡眠の質を上げるためまず出来ることは、寝る前1時間は携帯を触らないこと、朝起きたときに太陽の光を浴びることです。

そして、食事と運動です。食事は床に就く3時間以上前にすませ、胃腸を休めてから寝るのが理想的です。運動は夕食後1時間以上経っていて、寝る2時間以上前までに行うといいでしょう。しかし寝る直前に運動すると体温が高くなりすぎ、寝付くことが難しくなるので注意しましょう。

また寝酒の習慣がある方は止めた方が良いです。寝酒は寝つきを良くしますが、睡眠が浅くなりやすく、睡眠の質を悪くしてしまいます。

睡眠の質を上げて健康的に過ごしましょう！

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こんにちは！AXISの平野です。

今回は冷房症についてお話しします。

クーラーがガンガン効いた涼しい部屋と暑い外を行き来する夏は、体調不良を起こしやすい季節です。その原因のひとつが、冷房症です。

冷房病とは冷房によりからだの温度が急激に下がり、毛細血管の収縮を引き起こした結果、全身的な血行不良となり様々な体調不良を起こすことです。発汗や体温の調整をしている自律神経が乱れてしまうことが原因で起こります。

自律神経が乱れると、体が温まりにくくなってしまい、汗をかきづらくなります。汗には乳酸などの疲労物質を排泄する役割があります。汗がかけない状況では、疲労物質が体にたまってしまうので、だるさや疲れやすさ、夏バテにつながります。

冷房が効いた室内と屋外を頻繁に出入りする方や日中は大抵冷房の効いたオフィスにいる方は要注意です。

自律神経が対応できる温度差は5℃までと言われています。エアコンの設定温度は「外気温マイナス3～4℃」をひとつの目安にしてください。また、エアコンをつけっぱなしにすると、体が慣れて寒さにも鈍感になります。時々エアコンを止め、窓をあけて外気をとり入れることも大切です。

そして、冷えを最も感じやすいのは足先です。エアコンの冷気が床近くにたまることと、足先は心臓から遠いため血液の流れが悪くなりやすいからです。全身運動や下肢のトレーニングを日頃から行うことで、足の筋肉が適度に強化されて血流がよくなるので、足先も冷えにくくなります。

さらに汗をかくことは正常な体温調節機能を維持するためにも大切なことなので、暑さに負けず積極的に運動しましょう！

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こんにちは。AXISの藤原です。

今回はゴルジ腱器官についてのお話です。

ゴルジ腱器官とは、その名の通り腱の付近に存在する器官で、伸張反射を抑制的な方向へと働かせることができ、これをIb(イチビー)抑制や自原反射と言います。メカニズムは伸張反射によって持続的に腱が伸張されるとゴルジ腱器官が活動し、脊髄の後根に至りそこから脊髄の抑制性介在ニューロンの順に伝わり抑制性介在ニューロンが運動ニューロンを抑制させ、筋収縮をやめさせるように働きます。

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