2018/03/07 Wed,
膝蓋靭帯炎について
こんばんは。AXISの髙木です。
今回は、「膝蓋靭帯炎」についてお話しします。
膝蓋靭帯とはひざのお皿の下の部分になります。(お皿のすぐ上の部分も含めることがあります。)
膝蓋靭帯炎はバレーやバスケットのようなジャンプや着地動作を頻繁に繰り返すスポーツやサッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返しするスポーツに多く見られます。また膝蓋靭帯炎はジャンパー膝とも言われます。
好発年齢は12〜20歳。特に10代の男性に多く見られます。
原因として大腿四頭筋の柔軟性低下が要因の1つに挙げられます。特に成長期の長身選手は、骨の成長に筋力の成長が追いつかず相対的筋短縮状態を招いた結果、そのストレスが末梢膝蓋骨周辺に蓄積するために起こる慢性・疲労性障害です。
ジャンプやダッシュなどによる膝関節の屈伸動作を頻繁に、かつ長時間にわたって行う場合、膝伸展機構に過度な牽引力が繰り返し加わることで、膝蓋骨周辺に微細損傷を引き起こします。病態は腱実質部に出血、浮腫などの変化をきたし、微少断裂や、最重症例ではまれに完全断裂に至ります。
臨床症状は、運動時に発生する膝前面の痛みと圧痛、局所の熱感、腫れを伴います。重要な所見としてうつ伏せで膝を曲げると、大腿前面の突っ張たような痛みから逃れるためお尻が上がります。
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