こんにちは！AXISの仲谷です！

今回は肩関節窩後下方にできる骨棘であるベネット病変について説明します。

このベネット病変とは、
投球動作(加速期による筋収縮、フォロースルー期による牽引張力)により上腕三頭筋長頭の起始部や関節窩後方に骨増殖が起こり、骨棘が発生する。
関節包がフォロースルー期における牽引張力により硬くなり、骨化現象が起こる。

<所見>
・投球時の肩後方の疼痛や脱力感
・肩関節の内旋可動域の減少
・フォロースルーでの痛み
・水平内転、内旋の疼痛と運動制限

<処置>
・運動後のアイシング
・小円筋、棘下筋の筋力強化
・観血療法(3ヶ月以上痛みが継続するもの)
・関節鏡下での骨棘切除

<運動療法>
・後方腱板の強化

根本改善のためには、
起こる前にしっかりと肩のインナーマッスルのトレーニングを行っていく必要があります。

それでは今回はその肩のインナーマッスルを自宅でも鍛えることのできるものを紹介します。
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