2017/04/04 Tue,
腱鞘炎
こんにちは!AXISの桑田です!
「腱鞘炎」という名前はよく聞きますが、これは一体何がどうなっているのでしょうか?
まず、筋肉と骨をつないでいる部分を「腱」と言います。
この腱の通り道が「腱鞘」です。腱鞘はトンネルのような形になっていて、腱がおかしな場所に行かないようにしています。
手の指について考えると、指を曲げ伸ばしする度に腱が腱鞘の中を行ったり来たりします。つまり、摩擦が生じています。
タイピングやピアノの演奏、字を書くことなどをずっと続けていると、腱や腱鞘に炎症が出てしまうことがあります。
これが、腱鞘炎です。
腱鞘炎の代表的なものに、バネ指とドゥケルバン病があります。
バネ指は、指を曲げる動作や伸ばす動作がスムーズにはいかず、カクンとなる感覚が特徴的です。
ドゥケルバン病は、手首の親指側に痛みが出ることが特徴です。
これらの予防には、ストレッチが有効です。
指のストレッチはもちろん、前腕や上腕、肩のストレッチも行い、筋肉を柔らかくすることで血行が良くなります。
血行が良くなると、血液にのって栄養もゆきわたりやすくなります。
トレーニングは体を強くするためのものばかりではありません。
このように、炎症の予防にも有効なのです!
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