2019/06/11 Tue,
僧帽筋上部と下部線維について
こんばんは。AXISの宮城です。
今回は、「僧帽筋上部と下部線維」についてお話しします。
上部線維の主な作用は肩甲骨の挙上や内転です。特に肩甲骨内転は主に立位時に作用します。この筋腹は単独で筋力低下を起こすことが少ないため,どちらかと言えば筋緊張亢進による機能低下の方が重要です。
上部線維の緊張により,頭頸部の関節可動域が制限されます。また,一側の緊張によって肩甲帯の非対称性を引き起こします。ただし,このような機能障害は肩甲骨周囲の他の筋群の影響も強く受けるため,僧帽筋上部線維が純粋に関わっているか慎重に吟味する必要があります。
下部線維は、主な作用は肩甲骨の下制です。しかし,直立姿勢では下制方向に重力が作用しているためあまり活動しません。
僧帽筋の上部線維と下部線維は,肩甲骨を互いに反対方向へ引っ張りあう関係にあります。これらの線維の関係は解剖学的フォースカップリングといわれ,これらが作用すると肩甲骨は胸郭上を移動することなく上方に回旋します。この作用は肩甲骨の安定性に重要で,いずれかの線維が機能不全に陥ると,肩甲骨の上方回旋時に肩甲骨が不安定になります。
僧帽筋は3つの線維からなり,各々で作用が異なります。中部線維はそれ単独で肩甲骨の安定性に関与していて,上部線維と下部線維は同時に拮抗して働くことで,肩甲骨が安定した状態での上部回旋を可能にします。
1つの筋肉でも作用が違ったりするんです。そういった細かい筋肉の知識があれば、姿勢や肩こりなどの問題の改善に役立ちます。
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