2019/05/16 Thu,
ミドリムシについて
こんばんは。今回はミドリムシについて紹介します。
ミドリムシについて
その名前から虫と勘違いされることがありますが、昆虫とはまったく異なりワカメやコンブなどと同じ「藻」の仲間です。
直径0.06~0.09mで顕微鏡でしか見ることができません。
その小さな体にはすごいパワーが秘められています。
植物のように光合成をして体内に栄養分を自ら作り出し、蓄積することができます。さらに、動物のように細胞を変形させて動き回ることもできます。
ミドリムシは植物と動物両方の素晴らしさを兼ね備えた不思議な微生物なのです。
その種類は実に世界中で100以上も存在し、種類によって大きさや栄養素が異なります。育っている環境もさまざまです。
ユーグレナグラシリス
今世の中に出ているサプリメントや食品に使われているミドリムシのほとんどは、ユーグレナグラシリスという品種です。市販のほとんどのミドリムシサプリのパッケージ裏面の成分表示にはユーグレナグラシリスと記載してあります。
ここ数年、ドラッグストアや薬局、スーパーでも商品がたくさん目につくようになったのは、株式会社ユーグレナが2005年に世界で初めてユーグレナグラシリスの大量培養に成功し、安定的に供給ができるようになったからです。
59種類の栄養素
ミドリムシ(ユーグレナグラシリス)は、植物の栄養素と動物の栄養素を併せ持っています。その種類は、ビタミンやミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など、59種類。人間が必要とする栄養素はミドリムシのなかに存在しているといっても過言ではありません。
59種類の栄養素の中には、食品から摂取するしかなく、人間の体内では作ることができないものも含まれます。
アボカドの栄養価の高さはギネスブックでも認定され、世界中で食べられる38種類の果物の中で1位にランクされています。そのアボカドをはるかに超えるビタミンをミドリムシは含んでいます。
効率的に吸収ができる
野菜や果物の栄養素の消化率は、せいぜい40%前後だといわれています。どんなに野菜や果物を食べても、消化吸収されなければ意味がありません。それに比べて、ミドリムシの消化率はなんと93.1%です。
なぜ効率的に吸収できるのか
その大きな理由は、ミドリムシに細胞壁がないことにあります。
野菜をはじめとした植物の細胞には細胞壁がありますが、私たち人間は細胞壁を分解する酵素を持っていないため消化効率が悪くなります。
しかし、ミドリムシは細胞壁がなく細胞膜だけなので、野菜や果物よりも効率的に栄養素を消化吸収できるのです。
また、よくミドリムシと比較されるクロレラやスピルリナには細胞壁が存在するため、せっかくの栄養素も消化吸収されにくいという弱点があります。
ミドリムシにだけ存在するパラミロンとは
パラミロンとはβ-1,3-グルカンの高分子体である特殊な天然物質です。
構造は、粒子螺旋が絡まったような複雑なもので、表面には無数の小さな穴(ミクロホール)が開いており、コレステロールなどの不要物を吸着すると言われています。
食物繊維のように、難消化性なので体に吸収されずに排出されます。他にもさまざまな働きをすることが研究結果で明らかになり、機能性食品としての活用が期待されています。
AXIS TRANING STUDIO 新生スタジオ:愛知県一宮市新生1-7-21 TEL:0120-946-360 神山サテライトスタジオ:愛知県一宮市神山1-10-1 神山ビル102 TEL:0120-946-360 本町スタジオ:愛知県一宮市本町3丁目9番15号兼松ビル2階 TEL:0120-947-251 松原スタジオ:愛知県名古屋市中区松原1丁目1-10 TEL:0120-017-806 原スタジオ:愛知県名古屋市天白区原1-210 原コーネルビル1階 TEL:0120-462-511 大曽根スタジオ:愛知県名古屋市北区大曽根3-8-19 ST PLAZA OZONE1階 TEL:0120-462-512