2019/05/11 Sat,
RPEについて
こんばんは。AXISの宮城です。
今回は、「RPE」についてお話しします。
主観的運動強度(RPE:rating of perceived exertion)は自覚的運動強度とも呼ばれます。
1962年にスウェーデンの心理学者により開発されたBorg(ボルグ)スケールは、運動を行う本人がどの程度の疲労度、「きつさ」を感じているかを測定する指標です。
ボルグスケールでは、「非常に楽である」から「非常にきつい」までの自覚症状を6~20の数値で表されています。
これらの指標を元に運動特性を理解し、運動強度や時間を設定し、全身持久力向上のプログラムの作成をすることができます。
実際には呼気ガスの測定などはなかなか現場ではできないので、簡易測定や推定の方法から、最大酸素摂取量を算出し、乳酸値からの運動強度の測定は現場で簡易に測定できるキットが用いられるようになり、運動強度の設定は乳酸値から決めた
り、心拍数から設定したり、自覚的な感覚から設定するといったことが行われます。
筋収縮に酸素が消費される有酸素運動では、筋収縮に酸素が消費されない無酸素運動に比べて運動強度が低く、比較的安全に運動を行うことができます。最大酸素摂取量と運動強度との関係性は様々な学説があり、その一例に有酸素運動から無酸素運動に変わるATポイントと呼ばれる範囲の運動強度は、最大酸素摂取量(%)の40~60%、ボルグスケールでの11.「楽である」から13.「ややきつい」程度に当たり、生活習慣病の予防などの効果が得られて安全に行える運動強度とされています。
「息がはずむ程度の運動」と表現されることもあります。ボルグスケールでの「きつい~かなりきつい」と感じる強度の運動は、生活習慣病患者等では避けた方が良いとされています。
これは、年齢や性別によって個人差があるため注意が必要ですが、自覚的強度は自分が思うものなので、比較的安全に行うためには大切な指標になると思います。
この指標を取り入れて運動を行ってみてはいかがでしょうか?
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