こんにちは！！AXISの洞垣です！

インピンジメント症候群についてのお話しです。

肩を上げる動作時にある角度で痛みや引っかかりを感じます。それ以上肩が上がらなかったり、人によっては痺れが出ます。

これは上腕骨(肩から肘にかけての長い骨)と肩峰(肩の出っ張っている骨)の間に筋肉(主に棘上筋)や滑液包が挟み込まれるために痛みが発症し、繰り返すことで浮腫や出血などが見られることがあります。慢性化したり、挟み込まれたものが断裂や損傷し長引いてしまうケースもよくあります。

インピンジメント症候群の予防には、ローテーターカフ(肩のインナーマッスル)を鍛えてあげることが大切です。肩甲骨が安定しない人はまずは肩甲骨周りの筋肉にアプローチをかけ、それからインナーを鍛えると効果的に鍛えられます。

治療方法は保存治療や温熱治療などがあります。痛みの出る動作を避け、安静にして痛みが引いていくのを待ちましょう。また、ローテーターカフの強化も効果的です。これはトレーニングで改善することができます。

インピンジメント症候群はすぐに治るものではないため、治療には時間がかかるということを理解しておきましょう。