2019/02/15 Fri,
中鎖脂肪酸について
こんにちは、AXISの藤井です。
今回は「中鎖脂肪酸」についてお話しします。
脂質の主要な成分である脂肪酸は、分子が鎖のような形をしており、鎖の長さによって長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸と呼ばれています。
その中でも中鎖脂肪酸というのは、体脂肪として蓄積されにくく、脳のエネルギー不足を助けるという研究結果も出てきた注目の脂肪酸です。
《役割》
例えば、長鎖脂肪酸とは何が違うのかご説明します。
私たちが日々摂取する食用油の多くは長鎖脂肪酸でできています。
その長い鎖は消化吸収されるまでにいくつものプロセスを経なければいけませんが、それに比べ鎖の短い中鎖脂肪酸は、水になじみやすい性質を持ち、より速やかに分解されます。
その結果、すばやくエネルギーに変換され、体脂肪として蓄積されにくくなるわけです。
また、脳のエネルギー源である『ケトン体』に体内で変換されやすいことも最近の研究でわかり、アルツハイマー病への応用研究も始まっているそうです。
《含まれる食品》
中鎖脂肪酸を含む食品は、実は自然界にあまり多くありません。
代表的なものでは、ココナッツオイルやパーム核油に約60%、牛乳や乳製品に約8%含まれます。
これらの食品を積極的に摂取するのもいいですし、より効率よく摂るために中鎖脂肪酸油が配合された食品を取り入れてもいいですね。
《中鎖脂肪酸油とは?》
食品から抽出した中鎖脂肪酸100%の油で、MCTオイルとも呼ばれています。
新しいタイプの食品のように思われるかもしれませんが、手術後の患者さんなど消化能力が弱った方の栄養補給のために、長年医療現場で使われてきた歴史があります。
中鎖脂肪酸油の長所は、独特の風味や油臭さがなく、料理の味を邪魔することなく使えることです。
加熱すると煙が出やすいので炒め油や揚げ油には向きませんが、ドレッシングやあえ物に使ったり、ヨーグルトにかけるなどして摂ることができます。
また、中鎖脂肪酸油配合ドリンクも市販されているのでその日の気分やライフスタイルによって、自分に合った中鎖脂肪酸の摂り方が選べそうですね。
とはいえ、中鎖脂肪酸油は脂質なのでカロリーが高く、摂りすぎは禁物ですのでバランスのとれた食生活の中で上手に取り入れたいですね。
いかがでしたでしょうか?
脂肪だからといっても、中鎖脂肪酸は真逆の役割を果たしていますね!
脂肪の蓄積を防ぐだけでなく、脳を助ける役割もしてくれるのは凄いですね。 脳といっても主にアルツハイマー病に良いと言われているので、できれば若いうちにも徐々に摂取して備えていきたいですね。 最後に今回はステップ台を使った下半身のトレーニングをご紹介します。
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